今日の収穫はいかがでしたか。私はおいしい野菜をたくさん食べられて幸せいっぱいでした。約5ヵ月にわたってお伝えしてきたジャガイモ生活ブログですが、こちらもそろそろ収穫をむかえるころとなってまいりました。

さてさてみなさん、実は今年は国連の定める国際ジャガイモ年であることをご存知でしょうか。世界的な人口増加や、それに起因する食糧不足を受けて、国連では、 2008年をInternational Year of the Potato と定め、発展途上国での生産を促進しています。それは、イモ類はエネルギー効率が良い植物であり、可食部が多く、厳しい環境でも育つということから選ばれたようです。

とても素敵なアイデアですし、ネーミングもちょっとかわいいですよね。でも、その背景には、世界的に深刻な食糧不足があります。発展途上国の経済成長や、エネルギー問題などから、需要は増え、供給は減少しているといえます。資源も経済力もない国は、自国の生産に頼らなければ国民を飢えから守ることはできないのです。

幸いなことに、これまでの日本は、その強力な経済力により、飽食ともいわれるほどの食料を手に入れてきました。しかし、いくらお金を出しても食料を売ってもらえなくなったら私たちはどうなるのでしょうか、現在、日本の食べ物の自給率は39%です。自給率は生産できる作物と、食べ物として消費される作物から計算されます。そう考えると、食料の増産が必要なことは言うまでもありませんが、食べる食品の種類が制限されてしまう事だって、考えられないことではないのかもしれません。

その一方で、平成18年度のジャガイモの自給率は実は76%と他の作物と比較すると高い値を保っています。みなさんも持って帰ったシンシアをじっくりながめてみてください。もしかしたら、これからの日本、いや、世界を救うヒーローなのかもしれませんよ。


これが最後だと思ったら力んでしまってちょっと堅苦しいお話になってしまいました。でも、一番大事なのは、本当においしいものを「おいしい!」と思って食べることだと思います。ジャガイモだけではなく、肉も野菜も穀物も、バランスよく取ることが必要です。そのためにケンコーマヨネーズや三つ豆ファームは日々研究や工夫を重ねています。今回のジャガイモ生活に参加して下さったみなさまに、少しでもそれを実感していただけていたらこれ以上の喜びはありません。


それでは、みなさま、次の芽生えをお楽しみに。

(文・島田宝宜)