04 May 2008
ジャガイモ生活コラム、お楽しみいただけているでしょうか。今回のジャガイモ生活では特に、みなさまのジャガイモの生長に合わせて芽だしから収かくへとコラムを掲載させていただいております。
ただ、私たちのジャガイモのへの思いはつきることがありません。
そこで不定期ながらジャガイモのあれやこれやについてお伝えしようと思いました。
題して「じゃがいもこぼれ話」。
第一回はジャガイモにもいろいろな種類があるんだというお話をしたいと思います。
・作物のヒンシュ
スーパーに行くといろいろな食べ物あります。お米や、お肉、野菜など。でもそういえば、お米を「お米」という名前で売っているところは見かけませんよね。コシヒカリ、ササニシキなど、同じお米のはずなのにいろいろな呼び方で売っています。これは、味や形などのちがいなどによって、お米をさらに細かく品種(ひんしゅ)というものにぶんるいしているからなのです。お米だけでなく、お肉、野菜にもいろいろな名前がつけられています。そしてもちろん、ジャガイモにもいろいろな品種があります。
・ジャガイモのなかまたち
みなさんは、ジャガイモの品種、何種類くらいごぞんじですか?メークイン・男爵などみなさんにも昔からお馴染みのジャガイモ。インカレッド・アイノアカ・ベニアカリなど最近開発されたジャガイモ。みなさんと大切に育てているシンシアも、フランスで生まれて10年ほど、というすごく若いジャガイモの品種です。などなど、実はじゃがいもの品種はなんと1000種以上と言われています。農家の方々の、おいしく病気や災害に強い野菜への研究のたまものですね。それにしてもちょっと多すぎませんか。どうしてでしょう。
・でんぷん用ジャガイモ?
なぜ品種が多いのかと考えたとき、まず思いつくのは病気でしょうか。疫病、モザイク病、粉状そうか病などジャガイモにかかる病気はたくさんあります。それに対する耐性の改良が試みられ、たくさんの品種が生み出されています。しかし、それだけではありません。コナフブキという品種をごしょうかいします。このジャガイモ、イモ自体の収かく量は少ないのですがでんぷん(ジャガイモコラムでお馴染みですね)をたくさん生産することで知られます。このため、片栗粉などの原料となったり焼酎などにも用いられたりするそうです。このようなでんぷんをたくさん生産する品種はでんぷん原料用品種と呼ぶそうです。でんぷん原料用品種には他にもあり、でんぷんの質では紅丸という品種の方が優れています。ただ、コナフブキのほうが、一つのイモあたりのでんぷんの割合が多いため、すりおろすだけで、粉を加えずにおいしいお好み焼きができるそうです。同じでんぷん原料用品種でも活やくする場所がちがうんですね。
このように、味だけでなく、ある栄養素にターゲットをしぼった改良というのもあります。ジャガイモはサラダやお菓子など、いろいろな食品に加工されることからも、さまざまな改良が必要なのです。また、煮崩れのしやすさや加熱した際の加工のしやすさなど、ジャガイモを用いた料理などさまざまな状況に応じた品種が生み出されています。おいしく、強いなんて簡単にかたづけるわけにはいかないんですね。そういえば、お米にもたくさんの品種がありますよね。品種の多さというのは人類にいかに愛されているかを示しているともいえます。みなさんが今食べているジャガイモ、どの品種でしょうそう考えるといっそう味わいが深くなる気がしませんか?
さてさて、次はいつになることやらジャガイモこぼれ話。
更新をお楽しみに。
(文・島田宝宜)
ただ、私たちのジャガイモのへの思いはつきることがありません。
そこで不定期ながらジャガイモのあれやこれやについてお伝えしようと思いました。
題して「じゃがいもこぼれ話」。
第一回はジャガイモにもいろいろな種類があるんだというお話をしたいと思います。
・作物のヒンシュ
スーパーに行くといろいろな食べ物あります。お米や、お肉、野菜など。でもそういえば、お米を「お米」という名前で売っているところは見かけませんよね。コシヒカリ、ササニシキなど、同じお米のはずなのにいろいろな呼び方で売っています。これは、味や形などのちがいなどによって、お米をさらに細かく品種(ひんしゅ)というものにぶんるいしているからなのです。お米だけでなく、お肉、野菜にもいろいろな名前がつけられています。そしてもちろん、ジャガイモにもいろいろな品種があります。
・ジャガイモのなかまたち
みなさんは、ジャガイモの品種、何種類くらいごぞんじですか?メークイン・男爵などみなさんにも昔からお馴染みのジャガイモ。インカレッド・アイノアカ・ベニアカリなど最近開発されたジャガイモ。みなさんと大切に育てているシンシアも、フランスで生まれて10年ほど、というすごく若いジャガイモの品種です。などなど、実はじゃがいもの品種はなんと1000種以上と言われています。農家の方々の、おいしく病気や災害に強い野菜への研究のたまものですね。それにしてもちょっと多すぎませんか。どうしてでしょう。
・でんぷん用ジャガイモ?
なぜ品種が多いのかと考えたとき、まず思いつくのは病気でしょうか。疫病、モザイク病、粉状そうか病などジャガイモにかかる病気はたくさんあります。それに対する耐性の改良が試みられ、たくさんの品種が生み出されています。しかし、それだけではありません。コナフブキという品種をごしょうかいします。このジャガイモ、イモ自体の収かく量は少ないのですがでんぷん(ジャガイモコラムでお馴染みですね)をたくさん生産することで知られます。このため、片栗粉などの原料となったり焼酎などにも用いられたりするそうです。このようなでんぷんをたくさん生産する品種はでんぷん原料用品種と呼ぶそうです。でんぷん原料用品種には他にもあり、でんぷんの質では紅丸という品種の方が優れています。ただ、コナフブキのほうが、一つのイモあたりのでんぷんの割合が多いため、すりおろすだけで、粉を加えずにおいしいお好み焼きができるそうです。同じでんぷん原料用品種でも活やくする場所がちがうんですね。
このように、味だけでなく、ある栄養素にターゲットをしぼった改良というのもあります。ジャガイモはサラダやお菓子など、いろいろな食品に加工されることからも、さまざまな改良が必要なのです。また、煮崩れのしやすさや加熱した際の加工のしやすさなど、ジャガイモを用いた料理などさまざまな状況に応じた品種が生み出されています。おいしく、強いなんて簡単にかたづけるわけにはいかないんですね。そういえば、お米にもたくさんの品種がありますよね。品種の多さというのは人類にいかに愛されているかを示しているともいえます。みなさんが今食べているジャガイモ、どの品種でしょうそう考えるといっそう味わいが深くなる気がしませんか?
さてさて、次はいつになることやらジャガイモこぼれ話。
更新をお楽しみに。
(文・島田宝宜)